こんにちは。けろりです。
人生経験豊富な昭和生まれの方々なら、聞いたことがあるのではないのでしょうか?
『うさぎにお水をあげると死んじゃうよ!だからあげちゃダメ!』
うさぎも生き物です。普通に考えたらそんなわけありませんよね。
でも、昔は確かにそう言われていて、当時小学校で飼育委員としてうさぎの世話をしていた私も、そう信じていたのです。
今回は、そんな私が令和にうさぎを改めて飼育し、昔はなぜうさぎに関する妙な噂が語り継がれていたのか?検証してみました。
水をあげると死ぬと言われた理由
今はうさぎの餌といえば、チモシーやペレット、ドライフルーツなど、乾燥したものが主ですね。
でも昭和の時代 (私の小学校では)、学校のうさぎたちの主食は、近所の八百屋さんの売れ残りの野菜。
その生の野菜には充分水分が含まれていて、お水を飲まなくても水分は足りていました。
むしろその環境でお水まで飲ませてしまったら、水分の取りすぎで下痢をしていたことでしょう。
水の入った容器を置いておいたら、蹴飛ばし水浸しになり、体が冷えて病気になってしまうからという説もありますね。
うさぎは謎の多い生き物だった?
うさぎには昔から、妙な誤解や噂がありました。
うさぎは寂しいと死ぬ?という噂も…詳しくはこちら。
被食者であるうさぎにとって弱って見られるということは、捕食者に狙われ、死を意味します。ゆえに、弱みを見せぬよう体調が悪くても限界まで我慢し、強いふりをする。
でも実は体質は繊細、そして臆病な性格。
うさぎをよく知らない昔の人たちには、昨日まで元気そうにしていたのに、突然体調を崩し死んでしまう。ちょっと謎の生き物に見えたのかもしれませんね。
とんでもないような噂でも、昔の人がなんとかうさぎを上手に育てようと頑張った、試行錯誤の証とも言えるのではないでしょうか。
今ではうさぎの飼育方法がかなり解明され、一般的にも理解されるようになりました。
適切に大切に飼育されている今のうさぎたちは幸せですね!
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