こんにちは。けろりです。
今回は、過去に我が家にもいた、とっても飼育しやすくて可愛い爬虫類『ヒョウモントカゲモドキ』のご紹介と、飼育環境、餌事情です。
ヒョウモントカゲモドキって?
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー 通称レオパ)
- 分類:ヤモリ科トカゲモドキ亜科アジアトカゲモドキ属。まぶたを持ち、壁面に貼り付かず地表を歩くトカゲ
- 分布:パキスタン、アフガニスタン(比較的穏やかな砂漠地帯)
- 体長:20~25cm
- 寿命:約10年
- 歯:大きな牙はなく、細かい歯がある
- 性質:温和な夜行性
参照元 株式会社キョーリン
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼い方 ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼育方法
紫外線いらずの爬虫類!
我が家でヒョウモントカゲモドキを飼いたい!と言いだしたのは、もちろん息子です。
上の画像のようにとても可愛い風貌に、大人しい性格、手頃の大きさ!
でも爬虫類を飼育する上で、私にとって第一のネックが紫外線ライトが必須な子が多い事。
爬虫類の多くは紫外線(UVB)を浴びてビタミンDを作り出し、身体(骨格)を形成します。
そうなると室内飼育の場合、飼育設備が大掛かりになります…
紫外線ライト設置するだけでしょ?
紫外線ライトって半年おきに買い替えが必要なんだもん〜
なんだ…懐事情か…
でも!
このヒョウモントカゲモドキは名称に『トカゲ』とついていますが、実は夜行性であるヤモリの仲間。
レオパード ゲッコー(ヤモリ)の別名の通りなわけです。
夜行性ヤモリには紫外線ライトが必要ありません!
しかもニホンヤモリのように壁を登れる指先の吸盤もないので、ケージから逃げ出す心配もありません。
となったらお迎えしちゃうよねぇ…
やっぱり…
飼育環境
我が家では、小型水槽にキッチンペーパーを敷いていました。
保温は底面ヒーターのみ。レオパの適温は26〜32℃です。
水槽の下に敷いて使う保温器具です。
爬虫類は変温動物なので人工的に温めてあげないと消化不良を起こします。
ちょっと過保護ぐらいに温めてあげてください。
暖かい場所と冷たい場所を爬虫類が自分で調節出来るよう工夫して敷いてあげてくださいね!
夜行性なのでシェルターも必要です。
あとは水入れ、餌容器の簡単な設備でした。
虫が苦手な飼い主の頼みの綱!ミルワーム(昔話)
私にとっての第二のネックが餌でした。
ヤモリさんはそう、主食が虫!
はじめのうちは息子が張り切ってコオロギなどをあげていましたよ。
でもそこは子供です。そのうち結局は母である私がお世話をするハメに…
レオパさんには悪いですが、私にコオロギは無理でしたので、考えた末ギリギリ扱えたミルワームを与えました。
栄養が偏るのは解りきっていましたので、ミルワームさん自身にドッグフードや肉食魚用の栄養満点の餌を食べてもらい、その栄養がレオパさんに行き渡るように工夫しました。
もちろん爬虫類用カルシウムパウダーもたっぷりふりかけて。
餌の容器に常に、餌まみれ粉まみれのミルワームがいる状態にしていました。
私の苦労がレオパさんにも届いたのか、よく食べてくれてうちの子は常に太い尻尾をしていましたよ!
ヒョウモントカゲモドキの栄養状態は尻尾でわかります。
尻尾に栄養を蓄えられるので、栄養状態が良い子は尻尾が太くなります。
便利な餌!レオパゲル(現代の話)
そしてこの記事を書こうと今時のレオバ事情を調べていたら…なんと!ゲル状の人工飼料を発見!
キョーリン レオパゲル
ピンセットでゲルを適量取り、レオパの前にブラブラするだけ!
意外と人懐こいレオパさんですから、ピンセットから直接食べてくれますね!
グルメなレオパさんにはこちら。
ジェックス レオパブレンドフード
ドライフードなのでお湯でふやかす手間がありますが、こちらは嗜好性が高いようですよ!
今は他にもドライフードなど色々出回っているようです。便利な世の中になりました…
私の昔の苦労はなんだったのか…
どんだけ昔の話だったの?これ…
かれこれ10年以上は前かな…(汗)
でも!
「どうしても活き餌しか食べないモン!」
という、わがままレオパさんに振り回されている虫嫌いな飼い主さん!
先人の知恵!私の方法も是非一度お試しあれ〜♪
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