こんにちは。けろりです。
我が家の愛犬であるトイプードルは、私を溺愛しています。
どんなことがあろうと、私には絶対服従!その服従心は世界一!
と、私は思っています。
思うだけならご自由に…
今回は、犬の服従心について。今まで飼育してきた犬たちとの経験をもとに考えてみました。
子犬の服従心を育てるトレーニング
トイプードルが我が家に来た当時、子犬の服従心を育てるトレーニングというものをどこかで目にしました。
子犬が夢中ではしゃぎ遊んでいる
↓
突然人間が覆いかぶさり、子犬の動きを止める
↓
しばらくそのまま…
↓
子犬は、”人間に自分の動きをコントロールされるのは当然” と思う
↓
解放し、また楽しく遊ばせてあげる
※これをたまに繰り返す。
こんな内容だったかと思います。
我が家でも何回か真似しましたが、飼い主が飽き性のため、ほぼ実行できませんでした。
無意識にトレーニングしていた?
しかし…思えば私は、昔からこのトレーニングを、無意識に毎日のように犬たちに繰り返しているのかもしれません。
愛犬が目の前に来るとつい可愛くて、その自由を奪い、抱きしめ、顔を近づけ、しばらく意味不明な奇声を発しながらスリスリ…
そういえば、みんなちょっと迷惑そうにしていたかも…
また捕まった〜って顔をしていたかも…
だからうちの子たちはみんな私に服従してくれているの?
そ、それは…えっと…
服従心というより信頼が基盤
冗談 (?) はさておき、正直、私は服従心に特にこだわりはありません。ただ、
●飼い主は、飼い犬の性格を誰よりも理解し、守れる絶対的な存在でなくてはならない。
●犬は、飼い主がそばにいれば自分は絶対に安全。守ってもらえると確信している。だから嫌なことも我慢して受け入れる。
そんな関係が理想だと、日々思って接しています。それってどちらかというと信頼が基盤だと思うのです。
人の家庭のみならず、人の心にまですっかり溶け込み、幅をきかせている今の犬たち。
もう群れで暮らしていた頃の『ボス』ありきの犬社会のルールなんて、古い考え方。
群れの関係なんてとっくに超越し、人間と犬は親子…いえ、もしかしたらそれ以上の関係では?とまで思います。
相棒、分身。そんな言葉の方がしっくりきますね。
決して上記のトレーニングを否定しているわけではありません。
時に野生の片鱗を見せる犬には、綺麗事では済まされないトレーニングが必要な場合もあります。
お互いの平和な生活のために、それぞれの犬の個性を見極めながら接し、育てることが大切です。
まずはよく観察し、愛犬の性格を誰よりも理解する努力を。
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