全国のアクアリストさん、こんにちは。けろりです。
熱帯魚ってホントに魅力的ですよね。
優雅に泳ぐ姿に癒されますし、お部屋の素敵なインテリアにもなります。
アクアリウムは、ハマってしまうと止められない中毒性の高い趣味。
魚同士の相性による住み分けや、可愛いお魚への一目惚れの誘惑で、ついつい水槽が増えていく…
私も以前は大型水槽でオスカーやポリプテルス、アロワナなどを飼育していましたし、水槽本数も普通に10本以上には増えていました。
でもアクアリウムには、一緒に暮らすご家族から反感を買うちょっと困った問題も…
部屋のスペースの圧迫などもありますが、1番厄介なのが水槽にかかる維持費。つまり電気代です。
特に水中ヒーターの電気代がかかります。
電気代は家計に直結しますから、ご家族のお気持ちもわかります。
ということで今回は、私のようについつい水槽が増えてしまい、いつの間にか電気代が月に数万円越してしまう!というアクアリウムバカ(失礼!)さんたちへ。
私が20年間のアクアリウム歴の中で、試行錯誤を繰り返したどり着いた『水槽にかかる電気代節約方法』と、『アクアリウムちょっとした豆知識』
それからおまけに、私が過去に飼育した魚たちのお気に入りショットのご紹介(なぜ?)です。
結構かかる熱帯魚水槽の電気代
まずは、熱帯魚水槽の電気代ってどれくらいかかるの?って気になりますよね。
これからご紹介するのは、冬、一日中寒い場所に置いた水槽のひと月の電気代の目安です。
規格水槽 | ヒーター | ひと月の電気代 |
---|---|---|
45cm | 100W | ¥2000 |
60cm | 150W | ¥3000 |
90cm | 300W | ¥6000 |
120cm | 300W×2 | ¥10000以上 |
※電気代は実際の気温や電力会社の契約などにより変わります。なのでかなりザックリの金額です。
上記の電気代のうち、照明やフィルターなどは通常¥1000以下(120cm水槽以上は除く)とお考えください。
なので、電力消費はほぼヒーター。
まあ、小さな水槽ひとつくらいならかわいいものですね。
でも大きな水槽だったり本数が増えてきたりしたら…
たとえ冬の数ヶ月間のみだって、年間電気代の家計への圧迫はかなりのものです。
・ヒーターは規定のW数より少し大きいものを選ぶのがおすすめ。
短時間であっという間に温まった方が効率的です。エアコンと一緒ですね。
・フィルターも大きめを購入しておくのがおすすめ。
導入時より魚が大きくなって大きな水槽にお引越しさせる際に、そのまま使えます。
ただしあまりにも小型水槽に大きなフィルターは、水流が激しすぎて洗濯機のようになってしまうので注意!
おすすめ節約方法 3step
それではいよいよ、私が過去に飼育したお魚たちのお気に入りショットを交えながら(なぜ?) おすすめヒーター代節約方法 3stepのご紹介です。(実際に私が試した3stepです)
step1 とにかく断熱し節電
まずはとにかく水槽の熱を逃さないことが大切だと考えました。水が冷えなければヒーターは作動しません。
・バックスクリーンの後ろには断熱材。
バックスクリーンの裏は見えません。段ボールでもいいので貼りましょう。
なんなら正面以外3面、見栄えよく工夫して囲ってしまいましょう。
・フタは必須。
隙間なくフタも閉めましょう。
その場合、念のためエアレーションを忘れずに。
・意外とホースも。
意外と見落としがちですが、外部フィルターなどのホースからも熱は逃げます。
正面から見えないように断熱材で包みましょう。
・窓から離して設置。
窓の近くには水槽を置かないことがベストですが、仕方がない場合は窓にも断熱の工夫を。
まぁここまでは正直、やらないよりは全然マシ!なくらいの効果ですが…
・ガラス水槽 vs アクリル水槽
【ガラス水槽】
安価で見た目がクリアですが、割れやすく重いです。
【アクリル水槽】
軽くて丈夫ですが、細かい傷がつきやすいです。
そのため水槽表面を舐めるプレコ飼育には向いていませんし、苔掃除にも注意が必要です。
保温効果はアクリル水槽の方が高いです。
step2 エアコンで空調管理
ここからは、ご家族の同意が必要な節約方法になります。
しばらく水槽の断熱に力を入れていた私ですが、ある時ふと思いつきました。
我が家は魚以外のペットも多頭飼いしているため、試しに全ての水槽、生き物をリビングに集め、オールシーズン24時間エアコン管理してみようと。
✅ 当時、真冬1月に24時間フル稼働にした我が家のリビングのエアコンの電気代は、室温24度設定で ¥5448 でした。
【エアコン霧ヶ峰】ペットにも反応!【A.I.自動】電気代は?
結果、水槽の断熱の必要はなくなりましたし、室温24度では水槽のヒーターは少し作動しますが、節電効果はかなり感じられました。
熱帯魚やさんのように、ヒーターいらずの空調管理ができるのが理想ですけどね。
・特にホームセンターなどの熱帯魚水槽の水温はちょっと低め。
理由は購入後の運搬の際、急な冷たい外気で水温が一気に下がり、魚が体調不良になることを防ぐため。
そのためホームセンターなどから魚をお迎えし、一般的な水温26度の水槽に移す場合は、じっくりゆっくり水合わせをしてあげましょう。
step3 電力会社の見直し
エアコンによる24時間室温管理は今でも続けていますが、さらに節約のため、いよいよ我が家が最終的にたどり着いた方法。
それは、電力会社を見直し電気自体の料金も安くすることでした。
そして、私なりに色々調べ、検討して決めた電力会社が、Looopでんき。
Looopでんきは電気をたくさん使う家庭ほどお得になるカラクリになっています。
電気を使いすぎてしまう家庭には最適な電力会社と言えます。
電力会社を変えたことで、年間さらに¥20000以上も節約になりました。
節約が数字になって確認できたことで、日々電気を使いすぎる罪悪感がかなり減りました.
詳しくはこちら↓
【Looopでんき】年間2万円以上も節約になった実体験・レビュー
節約はご家族への誠意
今回は私のように不幸にも不可抗力でアクアリウムにハマってしまった!アクアリストさんへ。
これからも気持ち良くアクアリウムを楽しむために、電気代節約方法 3stepのご紹介でした。
冬、電気料金の請求が来るたびにご家族からの冷たい視線…いえ、罵倒に耐え忍んでいるアクアリウムバカ(失礼!)さんたち。
せめて節約に励んでご家族へ 誠意 を見せましょう!
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