こんにちは。けろりです。
お魚ってぶっちゃけ餌欲しいから寄って来てるだけでしょ?って思っていませんか?
いいえ!
人に懐いて、餌ではなく人の手に擦り寄って来るお魚って本当にいるんですよ。
ベタ慣れパロットファイヤー
まず、この動画をみてください。
【Youtubeより】※音が鳴ります。注意!
とても懐いたパロットファイヤーというお魚です。
間違いなく人の手に寄り添っています。
そしてなんと!大人しくマッサージされていますね。
お魚は顔に表情がないですが、このパロットファイヤーを見ていると、楽しそうな、嬉しそうな、飼い主大好きな感情が伝わってくるようです。
まるで犬のようですね!
我が家のパロットファイヤー
こちらは我が家のパロットファイヤー。
この子も例外ではなく、私によく懐いてくれています。
水槽の掃除をしようと水中に網を入れると、猛アタックして威嚇する気の強い面もありますが、すぐに私の手に気付くと、
ごめんごめん〜、網だったから攻撃しちゃったよ〜
なんて言っているかのように、慌てて手にすり寄って来ます。
いや、ホントですよ〜!
パロットファイヤーとはどんな魚?
パロットファイヤーはフラミンゴシクリッドとシンスピルムを交配させた改良品種です。
その為、野生には生息していません。
おちょぼ口でいつも笑っているような愛嬌のある顔つき。ずんぐりむっくりした体。金魚のような体色。
たまにブルーやイエロー、ピンク色の体色も売られていますが、それらは人工的に色素注入されたものです。時が経つと本来の朱色に戻ります。
体長は20cmくらいにはなりますので、大人になったら小型水槽では手狭になってくるかと思います。
そして金魚に似ていますが、熱帯魚。飼育にはヒーターが必要です。
成長しコブが発達してきたパロットファイヤーはこちら
パロットファイヤーの性格
パロットファイヤーはとても人懐こい魚ですが、始めはとても臆病。
こちらはうちに来たばかりのパロットファイヤーたち。
(ピンボケすみません)
しばらくこんな感じですが、少しずつ少しずつ環境に慣れて、どんどん大胆な性格になってきます。
大人になると魚間ではむしろ 凶暴!
可愛いし結構安価なので、何匹も飼ってしまうと後にパロット同士の争いで大変な目にあうことも…
逆にたくさんのパロットたちを混泳させれば、凶暴さも中和されてうまく行くという考え方もあるようです。
ですが私にはこの毎日の小競り合いを見ているのが耐えきれず、結局この後、2匹をショップに引き取っていただきました。
もちろん同じくらいの大きさの別の種類の魚にも攻撃を仕掛けます。
これはシクリッドの仲間にはよくある事です。
シクリッドの代表といえば、エンゼルフィッシュやオスカーでしょうか。
どちらも気が強いです。縄張り意識が強い為です。
パロットファイヤーをベタ慣れさせるには?
パロット同士、何匹か一緒に飼育していると、自然にペアが出来ることがあります。
パロットファイヤーのペア【産卵】ちょっとだけ悲しいお話。詳しくはこちら。
それはそれはとても仲良し夫婦になります。
その仲睦まじい姿を観察するのも楽しいですが、やはり魚同士の世界が出来上がってしまうと、なかなか人間にベタ慣れまではいきません。
ベタ慣れパロットにしたければやはり単独飼育。つまり一つの水槽にパロット1匹のみの飼育がおすすめです。
という事はペアがいない寂しさを人間に向けているのでしょうか。そう考えるとちょっと複雑。かわいそうにも思えます。
でも始めは怖がって物陰に隠れていた魚が、自分にすっかり心を開いてくれるまでの過程も感動的ですよ。
ひとりぼっちの寂しさを人間が受け止めてあげて、精一杯可愛がってあげたら、パロットファイヤーも幸せですよね。
ちょっと性格に癖がありますが、とても丈夫で飼育しやすいお魚です。
ペットフィッシュとしてとてもおすすめですよ!
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