こんにちは。けろりです。
私はかれこれ20年近くは、常に部屋に水槽がある生活をしています。
熱帯魚が好きで、今も我が家のリビングには大小4つの熱帯魚水槽が並んでいます。
今回は、熱帯魚を飼育する上で欠かせない水中ヒーターのお話です。
実は私、ヒーターの初期不良で、一度にたくさんのお魚を死なせてしまったことがあるんです。
引越し前日のセッティング
当時、引越しすることが決まり、我が家の熱帯魚水槽(当時は3つ)もそのまま持っていくことになりました。
そこで、引越し当日は忙しくなるため、水槽の引っ越しは前日に済ませてしまうことにしました。
季節は春。
熱帯魚にはちょっと肌寒いくらいの陽気でしたので、その際、60cmワイド我が家のメイン水槽の、ちょっと古くなっていたヒーターを新調。
水温26度自動調節のヒーターでした。
セッティングは無事終わり、何も疑わず、すぐに元の家の引っ越し作業に戻るため新居をあとに。
そして次の日…部屋に入ってすぐに異変に気づきました。
倒れていた魚たち
引越し当日。
たくさんのお魚たちが倒れていました。メイン水槽のみでした。水槽を触ると異常に暖かい。
水温計は設置していませんでしたが、熱湯という程ではなく、おそらく高水温による酸欠です。
日が当たってしまっていたのかとも思いましたが、そこは朝日が当たる場所ではなく、新しいヒーターの誤作動しか考えられませんでした。
残ったお魚たちには、また急激な水温変化も良くないので、そのままヒータを外し、自然に水温が下がるのを待ちました。
その時、亡くなったお魚たち。
アルビノ・ブロッチホプロ、クラウンローチ、ジュルパリ、パロットファイヤーのペア…
将来が楽しみだった中型になるお魚たち。育成途中の子たちにすっかり情がわいていましたので、本当にショックでした。
生き残った高水温に強い魚たち
小魚も数えきれないくらい亡くなりましたが、そのうち生き残ってくれたお魚たちです。
コリドラス・パンダ、白コリ
ゴールデンハニー・ドワーフグラミー
サイアミーズ・フライングフォックス
ブラック・モーリー
アルビノ・セルフィンプレコ
サッカープレコ
空気呼吸もできるお魚やプレコです。高水温、酸欠に強い魚たちと言えますね。
一晩、頑張って高水温の酸欠に耐えてくれたお魚たち。
さすがにグラミーとモーリーはもういませんが、ほかの子たちは今も元気に我が家の水槽を賑わせてくれています。
飼育器具は生命維持装置
今でも後悔しきれない気持ちでいっぱいです。
あの日、一晩中そばにいられたらきっと気付けていたはず。ヒーターなんて忙しい時に取り替えるもんじゃない。
しかもネットのショップでなぜか格安で販売していたヒーターでした。
確かにそのヒーターの初期不良は1件レビューで見ていました。でもまさか本当に自分が同じ目にあうなんて…
私の考えの甘さが引き起こしたお魚たちの悲劇でした。
でも自分のバカを承知で、この失敗をこれからの熱帯魚飼育に活かしていかなきゃと思っています。
『熱帯魚にとって飼育器具は生命維持装置』
今回はとても暗いお話になりましたが、私のこの体験が、熱帯魚飼育されている方々への注意喚起になればと思います。
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