こんにちは。けろりです。
愛嬌があってとても丈夫!飼育しやすい両生類、アカハライモリ!
今回は、私の経験を交えた飼育方法のご紹介です。
アカハライモリとは?
アカハライモリとは
本州・四国・九州の川や池に住んでいる、日本固有の両生類。
別名ニホンイモリ
お腹の赤い柄が特徴的なイモリですね。井戸や水田を守る、井守が名前の由来です。
寿命は長く、本来なら30年くらいは生きるそうです。
うちでは15年間、可愛らしい姿を楽しませてくれましたよ!
成長すると体長は10cm前後、メスはオスより大きめで性格も活発です。
✅ オスとメスは尻尾の形で見分けられます。
オスはヒラッとしたおたまじゃくしのような尻尾。メスはトカゲのような棒状の尻尾です。
あの毒々しいお腹の柄はカモフラージュではなく、弱いですが本当に毒があります。
素手で触った後は手洗いを忘れずに!
通常の飼育方法
イモリは両生類です。
飼育環境
特にまだ幼い時期は、浅めに水をはった入れ物(よくカブトムシを飼う時に使用する、透明で、上が網のフタになっている虫かごがGood! )に陸地を作ってあげましょう。
脱走するのでフタをしっかり閉めてくださいね。
↑こういうのとかを浅めに張った水の中に置いておくといいですよ。
(水に浮かないものを選んでくださいね!)
砂利は誤飲を防ぐため、ベアタンク(何も敷かない)が安心です。
温度管理
暑さには弱いです。
出来れば水温は25度以上にならないようにしてください。
(うちではもうちょっと上がっていましたが 汗)
逆に10度を下回ると冬眠が必要になってしまいますので、ヒーターを設置してあげた方が楽です。
✅ 水が浅すぎて水中ヒーターが設置しづらい場合
↑こういう底面ヒーターを容器の下に敷いてあげてるのも手です。
餌
餌は基本肉食です。
赤虫などあげてもいいですが、私は肉食魚の万能フード キョーリン ひかりクレスト キャット
こちらを半分に割り、与えていました。
今はイモリ用のフードやウーパールーパー用のフードも売っていますので、そちらも良さそうです。
餌の頻度は子供のうちは毎日。
大人になれば一度にお腹いっぱいあげれば、1週間に1回でも大丈夫ですよ!
目が悪くて動いていない物を見つけるのが下手なので、餌を落としてから観察していると、餌にありつけるまでがもどかしく、そこが可愛いのですよ!
※オスとメスを一緒に飼うと繁殖も狙えるようですよ!
我が家の飼育方法(大人になったら)
うちでは大人になったイモリを観察したところ、ほぼ陸には上がっていない事を確認。
それからはこういうセットで完全水中飼育にしました。
陸は全くなしで、水も普通にたくさん入れていました。
水質の悪化防止、一応水中の酸素供給のため、セットについているエアー式水中フィルターも使います。
魚用水槽での飼育はフタに隙間があり、エアーのチューブをつたい脱走します。
私は隙間の上にタオルを畳んで乗せていました。
照明は必要ありません。
意外とイケる熱帯魚との混泳
15年も我が家にいたイモリちゃん(♂)熱帯魚との混泳もしていただきました。
●茶ゴケ清掃担当のブッシープレコ。
●うちに来てから1ミリも成長しなかった、どじょうサイズの訳ありポリプテルスローウェイ。
●フィルター内で密かに生まれ成長していたソーメンのような極細ヒドジョウ。
熱帯魚用ヒーターを設置すれば、イモリの口に入らない、逆にイモリを食べないサイズの熱帯魚との混泳なら出来ますよ!
でもヒレの長い魚は、イモリがヒラヒラしたヒレを餌と間違えてかじってしまうかもしれませんので注意。
うちのイモリだけかもしれませんが、結構おっとりさんでしたので、意地悪な熱帯魚とも無理そうです。
金魚も意外と凶暴(食いしん坊)なので、お勧めしません。
混泳は相性が大事!絶対はありません!よく観察を!
安価で手に入りますが、意外と寿命が長く丈夫なアカハライモリ。
10年以上のお付き合いを覚悟でお迎えくださいね!
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